トム・ハンクス主演 『ターミナル』 感想ラスト ④ 引き続き好きなところと、こうならよかったのになって話

 

 

あと、自分たちのためにニューヨークへ行くことを諦めたビクターのためにグプタの取った行動はすっごく泣けました……。冷静になるといろいろおかしいとは思うんですけど、それでも映画にどっぷり浸っている間はあのシーンはすごく泣けた。

そもそも怖いんですよ!! ボーイングにおじいちゃんがモップ片手に立ち向かっていく様子が!! ええええ何してるのおおおおおって。遠くからボーイングに向かって近づいていくグプタ……。

そして人が触ることをとても嫌がった「俺のモップ」でボーイングに接触するグプタ……。

銃を突きつけられても「アポは取ったのか??」というお決まりのセリフで飄々としているグプタはとってもかっこよかったです。

ただ、これも冷静になると、ビクターの友人3人まとめて解雇をちらつかせられたのに対して、グプタ一人だけが解決した(というか、自ら職を離れる行動を取った)だけであって、あとの二人の問題はなにも解決していないんですよね。

映像を見ていた自分たちと同じく、ショッキングな出来事で、残りの2人のことが頭から飛んじゃったのかな……と思うしか……。

 

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で、この「アポは取ったのか」に限らず、そこそこ天丼になっている要素があって、たとえば「待つ」という単言葉の頻出具合なんかも気にして見ると面白いんじゃないかな、と。

そう考えるとビクターの父親もサインを待っていて、ビクターはニューヨークに行けるまではなにがなんでも空港内で待っていて……ってなっていて、話の終わりにそれが叶うがゆえに、7年間男からの連絡を待っているアメリアも「やっと男からの連絡が来た」ってなってこそのモトサヤだったのかもしれませんね。そう思うとまあ……いやそれならそれでその描写ほしいですが……。

 

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で、最後に。蛇足でもいいから、エンドロールの最後ででも、強制送還を覚悟して戻ってきたビクターに対してディクソンが「1日ビザがあるのになんの話だ?」っていって、緑のハンコが押された紙でもぴらぴらしてくれてたらよかったのにな。

というわけで、前評判を特にチェックせずに見始めたものの、世間の評価がそこそこクールなのがよく分かる映画でございました。素材はいいのにどうしてこうなった。

いい映画だと思いたくて、視聴後数日頭の中でいろいろ転がしてみましたし、他所の感想にも触れましたけれど、まあ結局のところ「トンデモ」だったって評価したほうが落ち着きそうですワイ。

そして、トンデモだという感想に落ち着きそうなところで、むしろこのスペシャル・エディションでなにを話しているのかが非常に気になっています。でも今はこの映画に1,900円出したくはないな!!

 

 

 

 

 

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