映画版『ワイルドセブン』を見に行ってたんですけどもさあ……⑤

ここまで更新したら「ワイルドセブンのはなし」ってアイコンつくったほうがいい……? と思いつつ、ライダースジャケット? バイク? 拳銃? ヘルメット? どれひとつとして描けませんわぁアッハッハ!! ってなっておりますしずこ ( @cigarillolover ) です!!

ヘボピーの格好とかなら……でもイヤべつにヘボピー好きなわけでもないしな……。

 

 

画像は本間ユキちゃん初登場&世界(※原作では”セカイ”ではなく”世界”表記)がゴニョゴニョしてしまう「コンクリート・ゲリラ編」収録巻です。

映画に関するあれこれは今回でラスト更新になりますので、好きな表紙のワイルドセブンの文庫コミックスを織り交ぜつつお送りいたしますね。

で、かっこいいところ、よかったところはなにより、バイクアクションですよね!! わたし乗らないから技術的なことはまったくわからないのですけれど、それでもセブンレーラーからバイクが次々出てくるシーンは素直にかっこよかったですよ!!

ちなみにバイクアクションのもうひとつのウリの、階段駆け上がりですけど、こっちもかっこいいんですが階段の手前に段差をなくすための踏み台がばっちり映っていたので、それは修正で消せなかったのかな? っては思います。

でも、ノーヘルで階段をがががが!! って上がっていくのは、役者さんの必死な表情がそのシーンの緊迫感とあいまって、すごくよかったです。

 

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こちらは「ワイルドセブンのニューフェイス!! ユキちゃんデース!!」が収録された「黄金の新幹線編」収録巻です。

映像的なところのかっこよさで言えばもひとつ、ワイルドセブンがそろって敵地に乗り込むシーンもよかったですね~。場面的には、バイクでの階段駆け上がり手前です。

セブンレーラーの荷台の中から外へ銃を乱射して、扉からではなく側面から飛び出すのですが、ここの「銃弾で側面に穴が空いたことによって細い光が入り、照らしだされる7人のシルエット」は文句なしにかっこよかった。

最終決戦への緊迫感や、挑む彼らの覚悟まで表現されたような、非常に洗練されたシーンでした。

あとは、龍が如くでの名セリフNO.1が「伊達さんの弟子ですから」だといまだに思っている系としては、草波さん脱出の際の成沢さんとのやりとりがそこそこ好きですね。

 

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最終決戦のビル突入で特によかったのは、無意味な全滅エンドにならないでいてくれたことです。途中途中で、「ここは俺に任せてお前は行け!!」みたいな場面もあるわけですよ。でもそこでほんとにひとりひとり死んでいったとしたら、それはすっごく白けたと思いますし、ワイルドセブンという作品の厳しさってそこじゃないと思うんですよね……。

それに、もしここで次々仲間が死んでいったとしたら、セカイのエピソードもかなり軽くなってしまうし、その犠牲に対してあの対決がラストでは納得がいかなかったでしょう……。

 

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で、いまさらながらとってもネタバレいたします。セカイの話です。

この作品中では、ワイルドセブンというものは世間に対して公にされておらず、一種の都市伝説のような扱いになっています。

しかしながら、とある新聞社に務める若い男性は、ワイルドセブンの存在を信じており、後輩の女の子に若干バカにされながらも熱心な調査を続けています。

そしてこの、「ワイルドセブンの存在を信じていない一般市民であるところの、新聞社の若い女子社員」は、そのワイルドセブンの一員であるところのセカイの娘さんなわけです。当然、彼女はその事実を知りません。

しかしセカイは、名乗ることさえできなくとも、彼女の存在を知っています。そして最後の突入時、セカイは彼女を助けるために単身来た道を戻り、蜂の巣になって死んでしまうのです。

娘を、安全なところに送り届け、ためらいつつもその頭をなでた、自分のてのひらを見つめながら――。

もうこれセカイが主役でしょ……?!

 

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この、娘の頭を撫でるのをためらって、それでも撫でて、そして、その手を本当にうれしそうに眺めて死んでいくところとかほんと泣けるんですよ!!

この親子になにがあったのかはまったく語られていないのだけれど、それでも充分に感情面に伝わってくる素晴らしさ……。

これはある種の偏見的な見方かもしれないですが、「ああ舞台をやる方の演技だなあ」と思いながら拝見していましたよ。

映画やドラマで、カメラの前でもたくさん活躍されているのは存じておりますが!! なんでしょ、そんなに情熱たっぷりにあますところなく演技しなくても、カメラでクローズアップされてるから大丈夫だよぉ、って思うんだけれど、でも、そうじゃないお芝居っていうのがね。そうじゃないお芝居っていうのが、ほんとにいいんですよね……。

あの、言葉でもお芝居できる方なのに、無言で、すべてを伝えてくるのがいいんですよ……ほんと……。

セカイの中の出来事で完全に、あの場所であの人間ひとりだけが納得して死んでいくのに、その気持ちがこっち側に直球で伝わってくるの。でも、こっちに伝えようってよくばってる演技じゃないの。完全に、あのお話の中でのセカイの中で完結しているシーンなの。でも伝わってくるの。

ほんとうにすばらしかったです。

 

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と、いうわけで長々続けてまいりましたワイルドセブンの感想ですが、ここいらで一旦筆が置けそうです!! ウワー長かった……!! ほんとなんでこんなに語ることがあるのかよくわかんない!!

で、この5回にわたって商品リンクなどをはらせていただいたのですが、この映画版のコミカライズとノベライズがそれぞれ発売されているのを知りまして。昨日の更新分のがそれなんですけれど。

映画版はほんとザックリって感じで、正直説明不足やつくりこみ不足に感じるところもそこそこありましたので、これ本来はどこまで考えてあるんだろう、アレもコレも映像では端折られてしまっただけでつくりこんではあるのかしらん、っていうのがすごい気になるんですよね。どうしようかなあ……。

あと最後に述べることがあるとしたら、やっぱりワイルドセブンって望月三起也さんの絵ヂカラによる圧倒的な色気があってこそだなあと思うので、映画版からご興味を持たれた方はぜひ原作コミックスを。

というわけで、一連のワイルドセブンのお話を一旦終了したいと思います!!

ここまでお付き合いいただいて、ありがとうございました!!

 

 

 

 

 

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