映画版『ワイルドセブン』を見に行ってたんですけどもさあ……②

せっかくたくさんの方が見に来てくださるのだから、言葉遣いには気をつけようと思いつつ、なんかこうたぎってしまうと……ねえ……ほら……って感じになっているしずこ ( @cigarillolover ) です。

いいおとななのにな……。

 

 

前回の「日本の演劇界はセリフの芝居より体の芝居に重点おいてるってことかな~」っていう話は、まあ、単純に「自分が日本語ネイティブだからよけいに気になる」っていうのもひとつ大きな影響があるとは思います。

つまり、海外もその傾向あるかもしれないけどそこまではわかんないってこと。まあほら……シュワルツネッガーさんの英語とか聞いてると結構ベダアーってしゃべってますよ、あの人だとまた特殊すぎるかもしれませんが。

で、そのほか気になったところをずああーっとあげてしまいます。

まずはカメラワークですねェ。その「おまえらぜんいん、たいじしてやる」の戦闘もそうなんですけど、飛葉ちゃんとユキの再会シーンとかでも妙にカメラを揺らすんですよ。

その「おまえら」のところなんて、まだ投げつけるべきホットドッグすら消化し終わってないタイミングですからほんとに導入部。その時点でカメラ揺らしをやられると、入り込む前に「あああつくりものだあああ」って思っちゃうからすごくイヤなんですよね……。

あのカメラ揺らしとか特徴的なカメラワークって、よっぽどうまくやらないと「ああ……演出ね……」ってなるのでむずかしいと思うんですけど……。しかもほんとに冒頭のシーンだから、まだ気持ちが入りきってませんしね。

逆に『ショーシャンクの空に』とかは敢えてショッキングなシーンでもカメラを揺らしたりせず撮影したっていうのがコメンタリーの中にあったんですけど、そのほうが視聴してる側にしてみるといいんですよね……。製作者の意図は冷静に分析したらわかるくらいのほうが好みです……。

 

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あとは、誰もが思ったであろう、キャラのたってなさ感。あの尺で7人(※正確には草波さんやユキ、敵方である桐生もたたせないとならないのでもっと数は多いわけですが)全員をたたせるのはムリだと思ってますけど、じゃあせめて話の中核になる飛葉、ユキ、セカイはもっとシナリオの中でたたせないとダメだったんじゃないの? と。

特に、飛葉ちゃんには「自分の過去の女が自殺してる」とかいう設定まで加えられているのに、それがただの設定以上のものにもならずにユキに気持ちがひかれてる。そんな過去があるのに、なんでこんなに簡単かなーって。なら、そんなジュピh日wpこp出しにするよりやらなきゃいけないことって絶対あったよねって思います。

……ジュピh日wpこp出しってなに!?!?

 

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ええと……多分「ジュピh日wpこp出し」は「エピソード小出し」じゃないかな……すごいびっくりした……。

ユキに関しては、回想の中で彼女が復讐に生きるに足る過去が描かれていましたから、あの扱いでもそこそこメインヒロインをはれるんですけど……ほかのメンバーに関してはほとんどテキストデータでしかないですからねえ。

そういう意味では、本来はセカイの話を入れてる余裕はないはずなんですけど、でも「あの世界(notセカイ)の中でのワイルド7」っていうものを見せるためには適切なストーリーラインですし……ううむ……。

思い切って、贅沢な使い方ですが瑛太さんを「ただの飛葉ちゃん」として扱って、ユキとセカイだけを中心に据えてしまってもよかったのかもしれないなーとすら思います。複数エピソードの中のひとつ、くらいの勢いで。

 

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もしくは、ユキの過去やらなんやらをゴッソリ削って、ユキ自身は銃を手にしていても復讐は実行できないっていう、まだ感情移入しやすい普通の女の子(普通の幸せを奪われてしまってはいるけれども、実態としては普通の女の子)っていうポジションにして、飛葉ちゃんが飛葉ちゃん自身の過去とどう向かい合いながらユキと惹かれ合っていくのか……っていうほうに重点を置いてもいいと思うし。

いずれにせよ、この話だと飛葉ちゃんがそこそこ物語の中核を担っているはずなのに空気すぎるんだよね……「ワイルド7っていう作品には飛葉ちゃんがいるから映画でも配置した」って以上の存在になってない……。つまり、飛葉ちゃんに感情移入できるつくりになってないから、飛葉ちゃんがユキを気に入ろうがなにしようが「ただのシナリオ上の展開」にしかならないっていう。

うーん7人全員を描くのはむすかしいのくらいわかる、でも正直7人全員を描いてなんていないんだからさ、だったら中核のメンバーにもうちょっと気をくばれなかったのかなって思います。再会シーンで、働いてるユキを飛葉ちゃんが眺めるシーンにあんなに尺をとってるヒマがあったら、他に入れたほうがいいもの、あったと思う……。

で、ご不満編は今回で終わるつもりだったのですが文字数……ということでまだ続きます。

 

 

 

 

 

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