メタルギアの話をするときにライジングについてほとんど触れないワケ、とは③

こぶとりじいさんって少しやせたほうがいいってこと? (違う)

アッこんばんは!! しずこ ( @cigarillolover ) です!!

 

 

ライジングに対して一番言いたいことって、本当は「既存のメタルギアに失礼」ってことなんですけど、それは次回以降に譲ります。

で、やっぱりツッコミたいのがシナリオなんですよね。薄い。一応、導入部分はそこそこ気になる仕上がりにはなっていると思うのですが、そこ止まりです。

というかそもそも、雷電という人物に関するストーリーって、とぎれとぎれとはいえ大本のメタルギアシリーズできれいにまとまっているので、わざわざ「その後の物語」として再度戦場に向かわせるのだとしたら、相当な作りこみが必要なように思えるのですけど、そこが配慮されていたようにも思えないんですよね。

まあ、あんな強化外骨格をそなえて普通にデスクワークとかできますかって言われたら相当シュールですし、スネークだって「戦場でしか生きられない人間なのか否か」っていう問はありましたけど。

 

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「普通の社会にはなじめなかった、妻子を養うためにもその体を活かして民間軍事警備会社に入った」っていうのはまあ納得できることではあるんですけれどもね。あの4でのエンディングを見たあとでこうするのだとしたら、もっともっとやむおえない感じの事情がほしかったなあ……。

もしくは、イントロとしてはその程度だとしても、「これは雷電が望む望まないに関わらず、戦うのは雷電でなければならなかった」っていう展開が見せられたら……と思うんですけれども。そこまでしっかりしたお話ではなかった印象ですね。

 

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自身が少年兵であったという過去を無意識にでも封印していた人間が、その記憶をツライながらも取り戻し、妻子を得て、体はサイボーグながらも普通の幸せを手に入れた。これがすごく大雑把にメタルギアシリーズでの雷電。

その後、民間軍事警備会社で一殺多生の活人剣の思想で戦い続けるも、どうも1枚も2枚も上手そうな、ひとくせもふたくせもある男に「お前の剣は快楽を恐れている」と指摘され、サシでの戦闘にも敗北し、任務も失敗してしまう……。

ここまでならすっごく面白そうですのに。

 

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なんというか、敵はデザインとかはすごく凝っているけれど、内面がスッカスカというかなんというか。個人主義者がなんとなくひとつの流れに乗っていて、その中で雷電に絡んできているっていうような印象があるかなってくらい。

トップにすごくはっきりしたボスがいるというわけでもないので、なにをしている集団でなんのために雷電と戦っているのかという印象がすっごく希薄なんですよ。

MGSのリキッドや、MGS3のザ・ボスのように、印象的でカリスマ性のある人がラスボスだったり、事態を動かしていたりすると、中ボスひとりひとりも「こういう思想のもとで動いているんだ」「この人のために戦っているんだ」「じゃあ、どうやってもスネークとは衝突するしかない」って納得ができるというか、納得するしない以前になんの違和感も持たずに没頭できるわけですけど。

なんか、ライジングの敵は、同じようなサイボーグが気に入らないって私怨でぶつかってきてるようなイメージを抱いてしまうほど、なんというか一本通った筋がない。モンスーンなんか、なんであんなにえらそうで突っかかってくるのかまったくわからなかったしなあ。

 

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こういう「作りこみの甘さ」というか「それっぽいだけで厚みがまったくないんじゃないかと疑ってしまうような点」が、少しずつ違和感を集めてきて、没入度を下げていくわけです。

これで本編の戦闘が、ぴょんぴょん飛んでビュンビュン走ってザックザク敵を切っていけるような、爽快系のゲームだとしたら、「まあシナリオはこんなもんか、プレイ感の爽快さに比べたらオマケだな」でシナリオスキップして何周もできるんでしょうけど、そういうわけでもないですからね。

 

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で、シナリオついでにシナリオボスについてとか、DLCのひどさについてとかも触れようと思ったのにもう文字数ですよ。おかしい。最初は2回で終わるはずだった!!

 

 

 

 

 

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