「これからメタルギア⑤」元祖メタルギア周辺の話

そろそろ「これから○○に触れるなら」の趣旨に外れてマニアックになってきているのは自覚していますよ!! 自重はしないけれども!!

そしてこのエントリ、ほぼほぼ完成していたのにアイキャッチ画像を設定しようとしたらそのままフリーズしたというね……お読みになっている方にはなんの関係もない話なんですけれど……ウフフ……!! ドーナツ吐くかと思った!! むしろ食べたい!!

そして今、クリップボードに残っていた情報をなぜだかカジュアルに!! 消してしまったので!! 自分が!!

これから使うのに!! リズミカルに!! 消してしまったので!! ピザでも頼みます!! 食べたい!!

(ガマンしました)

 

 

 

メタルギア

画像はFC版です。

1987年にMSX2でオリジナル版が発売され、同じ年にFCへ移植されたわけですが、この移植がなかなかひどい出来のようです。MSX版と比較せずに直接FC版に触れた方にとってはそこまででもない、という評価も得ているようですが……。

潜入方法・敵の配置・マップがほとんど変更されている(移植の意味は)。重要アイテムの、上位互換アイテムが先に入手できる。監視カメラに(攻略要素ではなく単純な)死角がある。空を飛んで警備している関係で死角が存在しない、という設定のフライングアーミーが飛行しない。一切使用しない重要アイテムがある。まあまあ進行するまでは、やられると最初まで戻ってしまう。など、いろいろと突っ込みどころがあるのですが、すごいのが

 

画面が切り替わった瞬間に敵兵に発見されてしまう箇所が何箇所もある

しかし、敵に見つかっても画面を切り替えれば発見がリセットされる

そしてなによりメタルギアが出てこない

 

というね……!! メタルギアの変わりに、メタルギアをコントロールしているスーパーコンピューターとの戦いはあるのですが、そういう問題じゃない!! そういう問題じゃない!! 出そう!? メタルギア!! ステルスアクション部分をだいなしにしたならせめて、メタルギア出そう!? ねっ!?

さらに言いますと、MSX版でもメタルギア本体は特になにも反撃はしてこないのですが、同軸線上に移動式ガンカメラがついているため、ビーム攻撃を避けながら破壊を試みることになるんですね。

このFC版のスーパーコンピューターは、ただ置いてあるだけで監視カメラの攻撃ですとかそういったものが一切なく、エンディング直前の戦闘だというのにやることはただ爆弾を16回置くだけ。一応敵兵配備されてますけど、普通の一般兵だし3人だし補充ないしね……。ぬるいとかそんな話じゃないと思います……。

そしてこの悪名高いFC版、『メタルギアソリッド ザ・ツインスネークス』のGC同梱版に特典として復刻されています。なぜこっちをつけたし。

 

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さてFC版メタルギアの話はこれくらいにして。『メタルギア』は1987年、MSX2で発売。その後、同年にFCへ移植。 1990年にはMS-DOSとコモドール64へ移植。コモドール64、日本ではあまりなじみがないかと思いますが、最盛期には月産40万台を記録した欧米の8ビットホームコンピューターです。経営上の生産終了まで、その牙城が崩れることはなかったとか……。

さらに2004年には携帯電話アプリ化、2009年にはWiiのバーチャルコンソールへ移植。時期が不明ではありますが、2006年以降には株式会社インターネットレボリューション運営のポータルサイト、i-revo内のi-revoゲームで配信されていました(Windows対応・該当サービスは終了済)。

ここまでは、原則MSX版の移植ですね。そして2005年発売のPS2用ソフト『メタルギア ソリッド 3 サブシスタンス』『メタルギア ソリッド 3 20周年廉価版』、2011年発売のPS3とXbox360、2012年にはPS Vitaで発売された『メタルギア ソリッド HD エディション』に、多少の改良が加えられた「復刻版」が付属しています。

 

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携帯電話アプリ版は、ボス戦のみを遊ぶことができる「ボス・サバイバルモード」が追加され、このタイムアタックによって称号を得ることができます。あと本編クリア特典として「無限バンダナ」が登場。

「復刻版」はもうちょっと変更がありまして、名字だけであったキャラクターにフルネームが設定されたり、名前そのものの変更があったり、アイテムの名称が修正されたりしています。たとえばペトロヴィッチ博士はドラゴ・ペトロヴィッチ・マッドナーに。ボスキャラのアーノルドはブラッディ・ブラッドに。他にも結構変更が入っています。アイテム名称は、銃の消音装置の名称が「サイレンサー」から、そのあとのシリーズと同じく「サプレッサー」になりました。

こちらも、クリア特典として「無限バンダナ」が追加。あとは、敵キャラの攻撃範囲に修正が入っており、たとえば「この地点だと安全」というようなMSX版の攻略情報が使えなくなっています。

ちなみに『メタルギア』では、無線の際のフェイスグラフィックはスネークのみとなっており、これは「復刻版」でも特にビジュアルの変更はされていません。

 

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メタルギア 2 ソリッドスネーク

画像はわかる人だけわかってください……。基本的な情報は『メタルギア』とあまり変わらないかな……?

1990年、MSX2で発売。その後2004年に携帯電話アプリ化、2009年にWiiのバーチャルコンソールへ移植。PSでは『メタルギア』と『メタルギア 2』はニコイチで扱われていますので、付属しているソフトは前述したものと同じです。

携帯電話アプリ版の、「ボス・サバイバルモード」、タイムアタックによる称号、本編クリア特典の「無限バンダナ」も同じく。

本作から、スネークだけではなく無線の相手にもフェイスグラフィックができたのですが、結構海外俳優さんそのまんまな感じですね。キャラグラフィックとしては濃い方にあたると思います。スネークはほとんどシルベスター・スタローンで、1のときの若干繊細そうな青年はどこへ行ってしまったのか。あとビッグ・ボスはショーン・コネリーっぽかったです。

「復刻版」では新川洋司さんによる描き直しのビジュアルになっています。昔のビジュアルもそんな嫌いではないですが、さすがに今から遡及するとイメージが乱れますからね(壊れるとは言わない)。

こちらも「サイレンサー」が「サプレッサー」に。あと、クリア特典の「無限バンダナ」追加。本編に「赤外線ゴーグル」が追加されています。キャラクターの名前も変更あり。ブラック・ニンジャの元の名前は、他意はないにしろ変えておいたほうが無難でしょうねえ……。あと、東ドイツの元オリンピック選手なのに、姓名ともにロシア人のものであったグスタヴァ・ヘフナーの名前がナターシャ・マルコヴァに変更されたりもしています。その他のキャラクターも修正あり。

そして、この『メタルギア 2 ソリッドスネーク』ですが、こちらは海外では発売されておりませんでした(つまり「復刻版」が出るまでは遊べなかった)。また、細かいことを言うと、MSX版『メタルギア』の続編にあたります。これが何を指しているのかという点については、次項で。

 

Snake’s Revenge

こちらが、海外でのみ発売されたFC版『メタルギア』の続編である『Snake’s Revenge』です。

先ほど好き放題ツッコミをいれさせてもらったFC版ですが、海外では評判がよくミリオンヒットしたとのこと。その好評を受け、「FC版メタルギア移植にかかわったスタッフではなく、悪魔城ドラキュラなどの担当チームが小島監督抜きで作成した」FC版の続編、というものになります。

おい、デモシーンのスネークが脇の下に牛とか挟んで殺せそうなほどマッチョだぞ、というのは置いておいて。シリーズ唯一の横スクロールありで、結構面白いそうです。さすがに海外でのみ発売されたソフトは遊んだことがない……。

海外版なのでとても難易度が高いです。原則ほとんどのメタルギアシリーズはライフ性なので、爆死や落下などでなければ一撃死ってそんなにないんですけれども、これだと触れただけで即死亡になる敵兵がいたり、日本のゲームだとだいたい無制限に使えるような無線機にバッテリーの概念があって無駄な通信は控える仕様になっていたり。

ちなみにプレイした方の感想によると、あまり難しい英語ではないのでそんなに英語得意じゃない人でも大丈夫じゃないかな、というようなことでした。

 

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こちら、Amazonだと対応機種がFCになっていますけれど、正確には北米版のFCである、NES(ニンテンドーエンターテインメントシステム)対応ソフトです。なので「手元にFC環境があるから」ということで購入しても遊べませんのでご注意くださいね。リンクはっといてなんですが。日本でNESで遊ぶ方法については、完全に違う話題になるのでやめておきます。詳しくないし。ピンの位置が違うだけなので、専用の変換アダプタをかませば大丈夫なようですが……。

ええと……少しだけ書いておくと、「FC本体」と、TVとFCをつなぐための「ビデオデッキ」と、「ソフト」と、FCとソフトをつなぐための「変換アダプタ」がそれぞれ必要になりますのでというお話。FCはいわゆる「RF接続」なので、今のテレビではもうその端子がついていないのです。

そして、この『Snake’s Revenge』開発グループの方が、小島監督による続編を見てみたいとお話されたことにより『メタルギア 2』の脚本ができあがり……という流れになっていきますので、適当なFC版がつくられ海外で激売れしこのソフトの開発につながった、という流れがなければ現在のメタルギアの流れはなかったかもしれないのです……オウ……まさに「悲しみの朝の後には喜びの夕べが訪れる」ですね……。

 

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まとめ

……というわけで!! 初期メタルギアのお話いかがでしたでしょうか!! って言っても事実をただ並べただけなんだけれどもね。

改めて、1987年発売のゲームが、2015年の時点でPS2、3、Vita、Wii、Xbox360で遊べるってすごいことですよね……。それだけ当時は衝撃的な作品だったんだろうなあ……。と、推測でしか語れないのがちょっとさみしいですね。

以前紹介させていただいたときもそうだったのですが、自分は一応FC世代とはいえ、自分のお金でゲームを買って遊ぶような頃にはもうPSがあったくらいの年ですから、どちらかというと自分の中でのゲームって、当時から見て次世代機、なんですよね。そしてもし、当時『メタルギア』をプレイすることがあったとしても、比較して「すげえこんなゲームはじめてだ!!」ってわかるような知識はなかったと思います……。

というわけで、「当時すでにゲームに対する造詣が深かった方の文章」として、週刊アスキーさんの記事へリンクをはらせていただきます。

「今すぐ、MSXの電源を切れ!」コナミのMSXゲーム伝説4:MSX30周年(新窓)

ちなみに「今すぐ、MSXの電源を切れ!」というのは「書を捨て街へ出よう」的なアレではなくて、ゲーム中に無線で言われるのですよ!! まさかの!!

 

SOLID SNAKE! サクセン チュウシ ダ! タダチ ニ キカン セヨ。
コレハ メイレイ ダ!! MSX ノ デンゲン ヲ キレ!! ・・・OVER

 

“OVER”じゃねえよ!! 従ったら GAME OVER だよ!! このころからこういうネタがあったんですっていうね……!!

これらのエントリで、皆様が新しくメタルギア・ライフを歩み始めてくださることを勝手に希望しつつ、さて一旦メタルギア関係については筆を置こうかな、と思います。またの機会がありましたらそのときは!! よろしくお願いしますね!!

 

 

 

 

 

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