渋谷Bunkamura バンクス花譜集展


行ってまいりました。ンンー期待してたのとは方向性が違ったので、あんまり楽しめなかったかな。

もうちょっと美術寄りな内容だと思っていたのですが、どちらかというと学術寄りなんですね。だからといって、知的好奇心を満たすような展示になっているかというと、かなり微妙。ただ枚数集めて展示しました、というような印象を受けました。

 

 

たとえば花譜集の版画だけを見ても、それが実際の大きさなのか、それともほんの一部を拡大したものなのかすらわからないわけですよね。それなら実際の樹木の写真と並べて展示するとか、案内板に表記するとか、いろいろ手はあると思うんです。でも、ただただひたすら銅版画を並べているだけ。ううん……。

また、版画の解説もかなり分量がばらけていて、統一感がないうえに、あまり文章じたいがうまくない感じ。わたしは途中から、食用にできる樹木の解説に書いてある「アボリジニによって食べられる」という摩訶不思議な一文が気になって気になって、もう何回アボリジニによって食べられるって書いてあるか数えようかなぁ、などと違うアソビを見出していました。なお同行者は特に気にならなかった模様。

ちなみに完璧な余談になるのを承知で言いますと、「アボリジニによって食べられる」だと、「本来は食べてはいけないものをアボリジニが食べてしまう」的なニュアンスを感じるんですよね。もしくは樹木の視点で受け身になっている感じ。摩訶不思議は言い過ぎでも、なんとなく違和感があるんですよー。モヤシのヒゲが奥歯に引っかかったようなモヤモヤ!! 普通に「アボリジニは食用としていた」ぐらいでいい気がします。これだと単に事実だけ。

文章の分量のばらつきは、ひょっとしたら複数人が担当していた可能性もあるとは思いますが、それならそれで展示側が最終的にコントロールして、一定のクオリティに保つべきでは? とか、いろんな余計なことを考えていました。

結局、ミュージアムショップが一番魅力的だったかな、というのが、非常に正直な感想です。Bunkamuraの展示、あと何回か行ってみて、今回の展示があわなかったのか、それともBunkamuraの展示がそもそもあわないのか、学習しておきたい気もします。

 

 

Share on FacebookTweet about this on TwitterShare on Google+Pin on PinterestShare on LinkedInFlattr the authorPrint this pageEmail this to someoneShare on Tumblr